『南国港町おばちゃん信金』 ‐「支援」って何? “おまけ組”共生コミュニティの創り方
著 者:原 康子
出版社:新評論
発 行:2014/09
定 価:1,800円(税別)
出版社:新評論
発 行:2014/09
定 価:1,800円(税別)
【目次】
1.南国港町おばちゃん信金
2.印度草双紙
3.日本のおばちゃんとして 途上国で働く三つの理由
1.南国港町おばちゃん信金
2.印度草双紙
3.日本のおばちゃんとして 途上国で働く三つの理由





著者がインドのビシャカパトナム市を訪れ、初めてスラム(貧民街)の“おばちゃん”たちのもとを訪れたときには、「何もくれんのかね」と言われ、すぐに追い返された。都市スラムを訪れるときには、相手との関係づくりに細心の注意を払う必要がある。「おばちゃんたちとの間にどんな共通課題があるか」をしっかり認識し、「自分はここで何をしたいのか」を、読み書きのできない相手にもわかるようにしっかりと説明しなければいけない。
プロジェクト開始から2年半後の2006年12月、「おばちゃん信金」は産声を上げた。それから規模を拡大し、今では3000人以上の会員を持つに至る。信金ができたおかげで、それまで高利貸しや親戚などに頭を下げてお金を借りていたおばちゃんたちが、堂々と自分たちのお金として融資を受けられる。これは庶民が自分たちの自尊心を守り、互いに高め合う新しい共生コミュニティなのだ。