『新 クリエイティブ資本論』 ‐才能が経済と都市の主役となる
著 者:リチャード・フロリダ
訳 者:井口 典夫
出版社:ダイヤモンド社
発 行:2014/12
定 価:2,800円(税別)
訳 者:井口 典夫
出版社:ダイヤモンド社
発 行:2014/12
定 価:2,800円(税別)
【目次】
1.クリエイティブ経済の時代
2.新しい働き方
3.日常生活
4.コミュニティ
5.矛盾
1.クリエイティブ経済の時代
2.新しい働き方
3.日常生活
4.コミュニティ
5.矛盾





かつての農業革命、産業革命においても、「何かを作りだす」人たちは重宝され、時代を動かしてきた。だが、この数十年間、我々はとりわけクリエイティビティをはっきりと意識し、それに基づく行動をとることが重視されるようになってきている。
クリエイティビティは、何も大がかりな発明や新商品を世に送り出したり、新奇性の高い起業を行ったりということだけに限らない。製品や、その製造プロセスを漸進的に改善していくことも含まれる。経済にクリエイティビティが必要とされるということは、さまざまな業務や行動にクリエイティブな要素が求められるということだ。
「技術」が成長の鍵となることに異論のある人はほとんどいないだろう。二つめの「才能」とは人的資本のこと。スキルと野心があり、高学歴で起業家精神にあふれる人々の存在は間違いなく経済発展の原動力となる。
「寛容性」は、多様性を受容することだ。新しいアイデア、イノベーションは技術と才能が多様性と相互作用を起こすことで生まれる。著者らの研究によれば、移民、芸術家、ゲイ、ボヘミアンを受け入れて人種の融合を歓迎する場所と、質の高い経済成長をする場所には強い相関があるという。