『絶体絶命でも世界一愛される会社に変える!』
著 者:石坂 典子
出版社:ダイヤモンド社
発 行:2014/12
定 価:1,400円(税別)
出版社:ダイヤモンド社
発 行:2014/12
定 価:1,400円(税別)
【目 次】
1.なぜ、職人肌の父は、30歳の娘へ社長を譲ったのか
2.荒廃した現場で50代不良社員に立ち向かい、
どうやって会社を変えたか
3.「地獄の3年間」から「おもてなし経営」へシフトした瞬間
4.東京ドーム3.5個分の8割が里山! 2割が工場!
見えないブランドをつくる「新・里山資本主義」
5.どん底からでも利益を生み出す方法
1.なぜ、職人肌の父は、30歳の娘へ社長を譲ったのか
2.荒廃した現場で50代不良社員に立ち向かい、
どうやって会社を変えたか
3.「地獄の3年間」から「おもてなし経営」へシフトした瞬間
4.東京ドーム3.5個分の8割が里山! 2割が工場!
見えないブランドをつくる「新・里山資本主義」
5.どん底からでも利益を生み出す方法





著者は、まず設備の改革から着手。清潔感のある廃棄物リサイクル工場をめざし、焼却炉を廃炉に。煙突をなくし、すべての設備が建屋の中に入った「全天候型独立総合プラント」を導入した。
苦労したのは「人」の改革だった。社員に3S(整理、整頓、清掃)を徹底することから始め、サボりの温床になっていた現場の休憩所の床に散乱していたマンガや雑誌、タバコをきれいに処分した。すると、50代の不良社員たちが反発。次々と辞めていき、半年間で4割も社員数が減ってしまった。
すると、ようやく社員の意識に変化が見られた。3Sに気をつけることで、自分で考えて作業効率を上げる努力をするようになったのだ。そして改革を始めてから12年後の2014年には、日本そうじ協会主催の「掃除大賞」を受賞する。
著者は「脱・産廃屋」実現のために「地域の人に愛され、信頼される」必要があると考えた。そこで、工場周辺に広がる里山を再生し、環境教育の拠点として5,000平米の森林公園「花木園」を整備した。再生した里山ではホタルや絶滅危惧種のニホンミツバチが飛び交うようになった。そうした取り組みにより同社は2012年、日本生態系協会が生物多様性の保全や回復を評価する「JHEP認証」で、最高ランク(AAA)を取得することになる。