『0ベース思考』
著 者:スティーヴン・レヴィット/スティーヴン・ダブナー
訳 者:櫻井 祐子
出版社:ダイヤモンド社
発 行:2015/02
定 価:1,600円(税別)
訳 者:櫻井 祐子
出版社:ダイヤモンド社
発 行:2015/02
定 価:1,600円(税別)
【目 次】
1.何でもゼロベースで考える
2.世界でいちばん言いづらい言葉
3.あなたが解決したい問題は何?
4.真実はいつもルーツにある
5.子どものように考える
6.赤ちゃんにお菓子を与えるように
7.ソロモン王とデイビッド・リー・ロスの共通点は何か?
8.聞く耳をもたない人を説得するには?
9.やめる
1.何でもゼロベースで考える
2.世界でいちばん言いづらい言葉
3.あなたが解決したい問題は何?
4.真実はいつもルーツにある
5.子どものように考える
6.赤ちゃんにお菓子を与えるように
7.ソロモン王とデイビッド・リー・ロスの共通点は何か?
8.聞く耳をもたない人を説得するには?
9.やめる





サッカーの大事な試合で、勝敗を決めるPK(ペナルティー・キック)を蹴ることになったとする。キーパーにブロックされないよう、ほとんどの選手は当たり前に左右どちらかのコーナーを狙うだろう。しかし、ここでその「当たり前」を捨ててみる。キーパーが陣取るど真ん中に蹴り込むのだ。よくよく考えてみれば、キーパーはボールが蹴られた瞬間に左右どちらかに飛ぶはず。だから、ど真ん中のほうが実はシュートの成功率は高いのだ。
小林さんが、世界選手権に初めて出場す前は、どの出場者も、単に「ホットドッグをそのまま口に突っ込み、端から噛み砕き、水で流し込む」ことしかしていなかった。そこで小林さんは「ゼロベース」で考えてみた。食べる前にソーセージとパンを半分に割ってみては? ソーセージとパンをばらしてみたら? そうして彼は誰よりも早く食べられる方法を編み出した。ライバルたちは「もっとたくさん食べるにはどうするか」と考えた。小林さんは違う。「食べやすくするにはどうしたらいいか」と問題を捉え直したのだ。
著者は「8歳児のように考える」ことを推奨する。子どものように頭に浮かんだことをそのまま外に出すことで解決の糸口が見えることは珍しいことではないのだという。
スティーヴン・ダブナー:ジャーナリスト。コロンビア大学でMFAを取得。同大学で教鞭を執った後ジャーナリストに。NYタイムズ、ニューヨーカー誌ほかで執筆を行う。