『日本郵政』
著 者:井手 秀樹
出版社:東洋経済新報社
発 行:2015/04
定 価:1,600円(税別)
出版社:東洋経済新報社
発 行:2015/04
定 価:1,600円(税別)
【目 次】
1.誕生、民営郵政
2.創業から民営化へ
3.実力の検証 -郵便、郵便局
4.実力の検証 -ゆうちょ銀行
5.実力の検証 -かんぽ生命
6.実力の検証 -不動産事
7.海外の郵政事業
8.日本郵政の明日を担うもの -明るい未来を
9.上場へ
1.誕生、民営郵政
2.創業から民営化へ
3.実力の検証 -郵便、郵便局
4.実力の検証 -ゆうちょ銀行
5.実力の検証 -かんぽ生命
6.実力の検証 -不動産事
7.海外の郵政事業
8.日本郵政の明日を担うもの -明るい未来を
9.上場へ





日本郵政及び日本郵便は、法律によって「ユニバーサル・サービス義務」を負っている。ユニバーサル・サービスとは、国民が必要とするサービスを、全国一律の料金で、公平、安定的に提供することを指す。
私たちの生活はかなり便利になってきているとはいえ、都市と地方には依然として格差がある。銀行がない地域、コンビニがない地域もある。それでも郵便局はたいていの土地に設置されている。民間の金融機関ならば採算が合わないような地にも、郵便局だけは存在し、住民の生活を支えている。
全国に24,000局を設置する郵便局は、国内最大の“コンビニエンスネットワーク”ともいえる。実際、コンビニ最大手のセブン-イレブン・ジャパンの店舗数はこれを下回る約16,300店だ。とくに地方では欠かせないライフラインとしての役割を果たしてくことが望まれる。このネットワークを「攻め」の姿勢で活用できるかが、民営化のカギとなるだろう。