『なぜ、わかっていても実行できないのか』 ‐知識を行動に変えるマネジメント
著 者:ジェフリー・フェファー/ロバート・I・サットン
監訳者:長谷川 喜一郎
訳 者:菅田 絢子
出版社:日経経済新聞出版社
発 行:2014/01
定 価:1,800円(税別)
監訳者:長谷川 喜一郎
訳 者:菅田 絢子
出版社:日経経済新聞出版社
発 行:2014/01
定 価:1,800円(税別)
【目次】
1.知識は、実行しなければ価値がない
2.原因(1)問題を話し合っただけで仕事をした気になる
3.原因(2)過去のやり方にこだわりつづける
4.原因(3)部下を動かすために恐怖をあおる
5.原因(4)重要でないことばかり評価している
6.原因(5)業績を上げるために競争させる
7.知識と行動のギャップを乗り越えた企業
8.行動を起こすためのガイドライン
付録 知識と行動の調査
1.知識は、実行しなければ価値がない
2.原因(1)問題を話し合っただけで仕事をした気になる
3.原因(2)過去のやり方にこだわりつづける
4.原因(3)部下を動かすために恐怖をあおる
5.原因(4)重要でないことばかり評価している
6.原因(5)業績を上げるために競争させる
7.知識と行動のギャップを乗り越えた企業
8.行動を起こすためのガイドライン
付録 知識と行動の調査





「知識と行動のギャップ」の解決法は、訓練や実践を通して学び、ときには失敗からも学ぶという、とても単純なものである。自分自身の行動や実践から学べば、「わかっているのに実行できない」という状態は生じない。
その好例が米軍だ。訓練の中心は、模擬戦闘、教練、実践さながらのシミュレーションなど通じ、戦闘時の行動を徹底的に体で覚えること。モトローラやゼネラル・エレクトリックなどの企業が、米軍のやり方をリーダーシップ研修の参考としている。
「競争」という言葉にも気をつけなければならない。経済システムに競争原理が働いているのは当然のことだが、経営にも内部競争が必要だという考えは誤りだ。むしろ社内には、一人ひとりの成功が互いの成功に結びつくことを理解した協力体制を構築すること。互いに張り合い、ライバル視するような土壌では、知識の伝達も共有も期待できない。必要なのは社内競争ではなく、組織ぐるみで市場での戦いに勝つことなのだ。
ロバート・I・サットン:スタンフォード大学エンジニアリングスクール教授。専門は組織行動論。同大学の職業・技術・組織研究センターディレクター、テクノロジー・ベンチャー・プログラム研究所所長を兼務。経営者向けセミナーや企業へのコンサルティングも精力的にこなす。