『答えは必ずある』 ‐逆境をはね返したマツダの発想力
著 者:人見 光夫
出版社:ダイヤモンド社
発 行:2015/02
定 価:1,500円(税別)
出版社:ダイヤモンド社
発 行:2015/02
定 価:1,500円(税別)
【目 次】
序.答えは必ずある
1.マツダ存続の危機
2.「できない」とは言わない
3.強烈な反骨心でソリューションを探る
4.俯瞰し、問題点を見抜く力
5.答えはいつだってシンプルである
6.常に全体最適を考える
序.答えは必ずある
1.マツダ存続の危機
2.「できない」とは言わない
3.強烈な反骨心でソリューションを探る
4.俯瞰し、問題点を見抜く力
5.答えはいつだってシンプルである
6.常に全体最適を考える





マツダは、モットーである「走る歓びと優れた環境安全性能をすべてのお客様に提供する」ことを、まだまだガソリン車で追求できると考えた。
2030年には自動車販売台数が今の2倍になると予測されている。その増加は主に開発途上国や新興国の経済成長によるものと考えられ、2倍になったとしても、内燃機関を搭載する自動車が90%を占めるというのが定説だ。また、ハイブリッド車の燃料はガソリンであり、その燃費はガソリンエンジンの性能に依存する。マツダの選んだ戦略には確たる根拠があったのである。
ヘッドピンを見つけるために、人見さんは、エンジンの効率改善の要素を整理することにした。エンジンにおける“損失”を四つに分類し、それを制御する七つの因子を特定。それらの因子を3段階で理想にもっていくことにして、ゴールまでのロードマップを描いた。最初のステップとして、七つの因子のうち三つの低減に取り組む。こうしてできあがったのがSKYACTIV-Gというエンジンだった。