『シニアが拓く未来』‐延ばそう健康寿命 いつまでも社会とのつながりを!
監 修:一般財団法人人材支援機構 代表理事 竹川 勝雄
出版社:美巧社
発 行:2014/10
定 価:1,300円(税別)
出版社:美巧社
発 行:2014/10
定 価:1,300円(税別)
【目次】
1.ボランティアとは何か ―歴史と社会的意味―
2.ボランティア活動と公共的な社会
3.ボランティアと団体を法律面からアドバイス
4.世代間の連携によるコミュニティの力
5.OBと現役のボランティア活動最前線
6.熟年必須の「生涯学習」と「ボランティア」
7.エイジレス社会実現のためのシニアの役割と未来の日本
1.ボランティアとは何か ―歴史と社会的意味―
2.ボランティア活動と公共的な社会
3.ボランティアと団体を法律面からアドバイス
4.世代間の連携によるコミュニティの力
5.OBと現役のボランティア活動最前線
6.熟年必須の「生涯学習」と「ボランティア」
7.エイジレス社会実現のためのシニアの役割と未来の日本





高齢者はボランティアにふさわしい特性を備えている。就業時に培った知識や技能を役立てられる領域が社会に多くあるだけでなく、社会内での競争を卒業した存在なので自己利益の追求からも自由であり、「偽善」との疑いの目で見られることなく、純粋に生きがいを求めるものとしての活動ができるからだ。
ボランティアを志向する高齢者は臆することなく活動に参加すべきだ。
「なんのために?」と問われたら、「自分の生きがいのために」と胸を張ればよい。活動を健全な状態に保つためには、自分の行動の意味を振り返ることが肝要だ。
昨今の社会教育は、生涯学習という名の「楽習」のみを追いかける趣味とお稽古ごとばかりで、真の生きがいにはつながりにくい。それでは税金の投資が「非効率的」であるばかりか、社会の活力も、本人自身の活力も喪失させてしまう。国も自治体も各種のボランティア促進法/支援法を整備し、熟年の社会的活躍の機会を保障すべきで、それが定年後の健康と生きがいの鍵であり、国家の社会保障制度が回り続ける原理となる。
高齢社会における地域防衛は、熟年の活力を維持できるか否かにかかっている。熟年が元気な地域は、医療費の負担が減り、介護を先に延ばし、彼らの元気な社会貢献活動を通して地域の世代間交流と活力を支えることができるのである。