『HARD THINGS(ハード・シングス)』 ‐答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか
著 者:ベン・ホロウィッツ
訳 者:滑川 海彦/高橋 信夫
出版社:日経BP社
発 行:2015/04
定 価:1800円(税別)
訳 者:滑川 海彦/高橋 信夫
出版社:日経BP社
発 行:2015/04
定 価:1800円(税別)
著 者:ベン・ホロウィッツ
訳 者:滑川 海彦/高橋 信夫
出版社:日経BP社
発 行:2015/04
定 価:1,800円(税別)
訳 者:滑川 海彦/高橋 信夫
出版社:日経BP社
発 行:2015/04
定 価:1,800円(税別)





著者は、結局のところ、難題を解決する一般的な処方箋やマニュアルなどないという。その場の状況に応じて、これまでの経験からくるひらめきで対応していくしかないのだ。たとえば以前、著者が経営していた会社で部門間のひどい対立があった。頭を抱えた著者は、偶然、母娘の心と体が入れ替わる映画を観て、両部門の責任者の職務を入れ替えることを思いつく。そして1週間後には両チームが見事に協力し合う態勢ができ上がった。
困難に直面したときに何をすべきかは、CEOが自ら判断する以外に方法はない。だからこそ、あえて「苦闘を愛す」ことでそれらを乗り越えてほしいと著者は願っている。
また、会社は人、製品、利益の順番で大切にしなければならない。人を大切にするとは、会社を働きやすい場所にすることだ。物事がうまくいっているときは、働きやすさなど重要でないように感じるかもしれない。だが、事態が悪化したときに社員が会社に留まる唯一の理由は、“その仕事や会社が好き”であることなのだ。だから、製品や利益うんぬんの前に、良い会社であること自体を大事にするべきというのが著者の信条なのである。