『ザ・プラットフォーム』 ‐IT企業はなぜ世界を変えるのか?
著 者:尾原 和啓 著
出版社:NHK出版(NHK出版新書)
発 行:2015/06
定 価:780円(税別)
出版社:NHK出版(NHK出版新書)
発 行:2015/06
定 価:780円(税別)
【目次】
1.プラットフォームとは何か?
2.プラットフォームの「共有価値観」
3.プラットフォームは世界の何を変えるのか?
4.プラットフォームは悪なのか?
5.日本型プラットフォームの可能性
6.コミュニケーション消費とは何か?
7.人を幸せにするプラットフォーム
1.プラットフォームとは何か?
2.プラットフォームの「共有価値観」
3.プラットフォームは世界の何を変えるのか?
4.プラットフォームは悪なのか?
5.日本型プラットフォームの可能性
6.コミュニケーション消費とは何か?
7.人を幸せにするプラットフォーム





教育分野で著者が注目するプラットフォームは非営利の教育ウェブサービス「カーンアカデミー」。授業動画を子どもたちに配信し、教育現場で役立ててもらうサービスだ。このプラットフォームを導入した教育現場では、生徒同士の「教え合い」が始まっている。著者は、そのことにより生徒同士の「好意の返報性」が育まれ、「恩送り(ペイフォワード)」の形で強い結びつきが続いていくことを指摘。そこにプラットフォームの可能性を感じている。
かつてのミクシィには「足あと」機能という、日記や書き込みが誰に読まれたかが分かる仕組みがあった。それが「読んだからにはコメントをつけないと」という気持ちを生み、交流の強化につながる。そうして階段を上るようにコミュニケーションを深められることが、ミクシィの最大の強みだったのだ。
日本では、それ以外にもiモードなどで広がった絵文字やデコメ、LINEのスタンプなどが盛んに使われている。そうしたコミュニケーション消費の中で、誰かに何かを提供し交換することで、それぞれの自己実現が図られる。それこそがプラットフォームの大きな役割といえるのだ。