『シンプルに考える』
著 者:森川 亮
出版社:ダイヤモンド社
発 行:2015/05
定 価:1,500円(税別)
出版社:ダイヤモンド社
発 行:2015/05
定 価:1,500円(税別)
【目次】
1.ビジネスは「戦い」ではない
2.自分の「感性」で生きる
3.「成功」は捨て続ける
4.「偉い人」はいらない
5.余計なことは全部やめる
6.イノベーションは目指さない
1.ビジネスは「戦い」ではない
2.自分の「感性」で生きる
3.「成功」は捨て続ける
4.「偉い人」はいらない
5.余計なことは全部やめる
6.イノベーションは目指さない





著者は、ビジネスの本質を「ユーザーが真に求めるものを提供していくこと」と捉えている。そして、それができる能力と情熱をもつ社員“のみ”を集め、彼らの能力を最大限発揮できる環境をつくること“だけ”を行う。
LINEのトップに就任したとき著者は「クオリティの高いプロダクトを、どこよりも先駆けて出す」という、たった一つのシンプルなルールを打ち出す。そして、「戦わない」「ビジョンはいらない」「計画はいらない」「情報共有はしない」「モチベーションは上げない」「差別化は行わない」「イノベーションはめざさない」といった、従来の経営の常道とはかけ離れた方針を確立していった。
それよりも、ユーザーの「目の前」にあるニーズに、ときにそれを掘り下げて、確実に応えることを愚直にやっていく。LINEの開発がまさにそれだった。
LINEのビジネスモデルは、「広告収入」を常識とするシリコンバレーの人々には斬新に映ったそうだ。LINEのトップに、ユーザーの「心地良いコミュニケーション」を阻害するバナー広告はない。
ではどう収益を上げるのか。LINEの社員たちは知恵を絞り、今では収益の大きな柱となっている「スポンサード・スタンプ」の仕組みを思いつく。企業から対価をもらい、スタンプを提供するというものだ。これは、まさしくイノベーションだった。