『地域包括ケアのすすめ』 -在宅医療推進のための多職種連携の試み
著 者:東京大学高齢社会総合研究機構
出版社:東京大学出版会
発 行:2014/04
定 価:3,500円(税別)
出版社:東京大学出版会
発 行:2014/04
定 価:3,500円(税別)
【目次】
1.在宅医療を含めた地域包括ケアシステムの必要性
2.在宅医療の基本的な考え方
3.在宅医療推進に向けた課題とわが国の政策動向
4.在宅医療の仕組みづくり
5.多職種連携の土台づくり:2つの取り組み
6.在宅医療普及のためのシステムの提案
7.在宅サービス拠点と連携した住まいのモデル的拠点の整備
8.柏プロジェクトのさらなる展開
1.在宅医療を含めた地域包括ケアシステムの必要性
2.在宅医療の基本的な考え方
3.在宅医療推進に向けた課題とわが国の政策動向
4.在宅医療の仕組みづくり
5.多職種連携の土台づくり:2つの取り組み
6.在宅医療普及のためのシステムの提案
7.在宅サービス拠点と連携した住まいのモデル的拠点の整備
8.柏プロジェクトのさらなる展開





「柏プロジェクト」は、今後急速に高齢化が進むことが予測される千葉県柏市で、在宅医療を推進するための地域医療拠点や、24時間対応の在宅医療・看護・介護システムを備えたサービス付き高齢者向け住宅の整備などを、豊四季台団地の再開発の中で実戦している。
そして、2014年前半から稼働するこのモデルシステムを柏市全体に広げることで、超高齢社会のまちづくりをめざしている。
本格的な高齢社会までに残された期間は少ない。このような高齢化に対応するまちづくりの提案により、日本と世界の高齢社会に貢献していけるよう、プロジェクトへの期待が掛かる。
1つの病院や施設であれば連携は図りやすいが、在宅の場合は異なる事業主体と専門性の下で経営されるため、職種ごとに医療行為の制約・責任があり、どうしても連携が難しくなる。しかし利用者は、これらサービスが一体となって提供されることを期待している。
このような不調和を埋めるには、他職種間のコミュニケーションの量を増やし、他の職種の権限・責任・得手・不得手を理解するなかで連携のルールをつくり、真の共感を育むことである。「柏市顔の見える関係会議」はそのための重要な役割を果たしたといえる。