『名物・金庫番が解き明かす 3つの近未来』
著 者:領内 修
出版社:かんき出版
発 行:2015/06
定 価:1,500円(税別)
出版社:かんき出版
発 行:2015/06
定 価:1,500円(税別)
【目 次】
1.「リーマン危機」はいまなお続く!
2.「仮想現実」が新しい価値を生む!
3.ネット時代は「ハチの巣型」に変わる!
1.「リーマン危機」はいまなお続く!
2.「仮想現実」が新しい価値を生む!
3.ネット時代は「ハチの巣型」に変わる!





「金融」については、リーマンショックの原因を分析し、近未来の可能性にCFOとして警戒、対策すべき点が述べられる。金融崩壊以来、コマーシャルペーパー(CP)市場と外国為替市場が正常に回復していない。近い将来には、収縮したCP市場を補う短期新商品が登場し、不特定多数が市場取引に参入することから外国為替市場の混乱は続く。著者は、変化をいち早く察知し、手厚いキャッシュ化を図っておくことを提案している。
「組織」の領域では、従来の「ピラミッド型」や「文鎮(フラット)型(オーケストラ型)」の欠点や限界を補う近未来型の組織形態として「階層別ハチの巣(ハニカム)型組織」を紹介している。
この組織形態では、それぞれの階層がハチの巣のような構造になっている。そのため命令系統が上下ではなく横依存となり、ゆるやかな提携関係でメンバー同士が結びつく。それぞれの階層は専門家やプロが形成し、情報は瞬時に、階層の壁を越えて縦横無尽に行き渡る。リーダーには全体観と的確な方向づけ、スピードの緩急をつけた臨機応変な指示などが要求される。