『イノベーション・ファシリテーター』 ‐3カ月で社会を変えるための思想と実践
著 者:野村 恭彦
出版社:プレジデント社
発 行:2015/05
定 価:2,000円(税別)
出版社:プレジデント社
発 行:2015/05
定 価:2,000円(税別)
【目 次】
1.イノベーション・ファシリテーターの思想
2.フューチャーセッションの実践
3.不安、疑問に答えるQ&A
1.イノベーション・ファシリテーターの思想
2.フューチャーセッションの実践
3.不安、疑問に答えるQ&A





イノベーション・ファシリテーターには“思想”と“実践”という二つの力が必要とされる。“思想”とは、目的と理念を明確にして場づくりに臨むこと。とくにイノベーション・ファシリテーターには“思想”が重要になる。その“思想”の力とは、どんなプロジェクトにおいても適切な「問い」を立てられることにほかならない。
イノベーション・ファシリテーターは、まず、社会的課題に直面する当事者の「想い」に耳を傾け、その本質を理解する。そして、多様な人々の参加を促すために、その「想い」を「問い」に変換する。
著者によれば、大規模なフューチャーセッションを実施する前に、少数のコアメンバーを集め「問い」のブラッシュアップをはかるステップが必要だという。そのコアメンバー選出の段階で多様性は確保する必要がある。
アイデアを出すこと自体がフューチャーセッションの目的ではないと著者は強調する。それよりも、ステークホルダー同士の関係性をつなぎ直すことが課題解決の近道になるという。多様な人々の相互理解と信頼を築くことが何よりも大切なのだ。