これからのAI社会をどう生きるか
第3回:AI社会と日本人のこれから
第1回:AI社会の現在地と「情報的防衛」
第2回:これからのAI社会に求められるしごと力
第3回:AI社会と日本人のこれから(本動画)
海外に出ずとも多様な価値観と向き合う"内なるグローバル化"の時代。違いを前提に尊重し合う「共生」が、新たな生存戦略になります。AIで「やれること」が広がる今こそ、シャインの"三つのや"を手がかりに、自分らしい生き方の軸をどう再設計するか。約20年の学びの集大成から、そのヒントを見つけます。
◆これまでに公開された関連動画
2020年4月30日 AI社会に求められるしごと力 ~行動力コンピテンシーの基礎と実践~
・第一部 AI社会に求められるしごと力 https://www.kk2.ne.jp/program/ai_compe/3070
・第二部 行動力コンピテンシー(個人的な行動力)https://www.kk2.ne.jp/program/ai_compe/3225
・第三部 行動力コンピテンシー(対人的な行動力) https://www.kk2.ne.jp/program/ai_compe/3266
・第四部 コンピテンシーの評価と目標設定の活用 https://www.kk2.ne.jp/program/ai_compe/3274
2017年3月30日 グローバル社会と日本人に求められる力
・1.グローバル社会と日本人 https://www.kk2.ne.jp/program/global/1181
・2.今、日本人に求められる力 https://www.kk2.ne.jp/program/global/1182
・3.これからの日本人のキャリアデザイン https://www.kk2.ne.jp/program/global/1183
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皆さんこんにちは 伊庭野基明です
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いま、日本社会は『内なるグローバル化』のただ中にあります
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内なるグローバル化とは、海外に出なくても
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身近な職場や地域の中で
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多様な文化や価値観と向き合う時代のことです。
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価値観に、一つだけの正解はありません。
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どれだけ言葉を尽くしても、価値観の相違は残るものです。
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結びとなる第3回は、AI社会と日本人のこれからについて、
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多様な文化や価値観の中で生きるために、
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私たちには何が必要なのかを一緒に考えてみましょう。
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デジタル化と並行して、私たちの職場や地域には
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多様な文化や価値観が共存するようになり
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そこから一人ひとりが異なる『現実』を生きる
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多現実社会(マルチ・リアリティ)が生まれたのです。
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一人ひとりが異なる『現実』を生きる多現実社会において
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相手の背景を理解し
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その相違を包含しながら尊重し合うこと
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つまり、一人ひとりに違いがあることを前提に尊重し合うこと
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自動車を運転する人々が互いの行き先を尊重し
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道を譲り合うように、この多様性を前提とした共生こそが
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AI時代を生きる私たちの新たな生存戦略となります。
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第2回で触れた『自分を守るアサーション』は、
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社会においては『他者の尊厳を認めるアサーション』へと広がります
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行く先を決めるハンドル、つまり
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自分自身の主権を守る力があるからこそ、
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異なる背景を持つ人々と対等に向き合い、
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率直に語り合うことができるのです。
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この人権をベースにした対話こそが、分断を乗り越え、
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共に未来を築くための唯一の道なのです
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私は、『外へのグローバル』は、
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まず目の前の多様な他者を尊重する
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『内へのグローバル化』の上にこそ、
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築かれるものだと信じています。
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AI社会でのキャリアデザインは、
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単なる職業選択を超えた『生き方全体』の再設計です。
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定型的な業務をAIという能力拡張の道具に委ねられる今だからこそ
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自分が何をなし、どう社会に貢献したいのかという原点が、
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かつてないほど大切になってきます。
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変化を恐れず、常にアップデートを続けながら、
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自分の足跡を刻み続けること
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AIという新しい環境を乗りこなし
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自分だけの目的地を目指して走り続ける。
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それが、AI時代のキャリアを歩む正しい道です。
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では、自分の原点をどうやって確認すればよいのか?
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ここで指針となるのが、エドガー・シャインの理論を紐解いた
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『三つのや』という考え方です。
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自分が大切にしたい価値観や動機である『やりたいこと(Will)』
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自分の強みや能力を活かせる『やれること(Can)』、
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そして、社会や組織から期待され、
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果たすべき役割である『やるべきこと(Must)』。
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この3つの頭文字を取って、三つのや、と呼んでいます。
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3つの重なる中心が、自分が大切にする原点と言えます。
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このうち、AIによって『やれること』の範囲が
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劇的に広がっている今だからこそ、
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この三つの輪が重なる中心点を見つめ直し、
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自分らしい『生き方の軸』を再設計することが求められています。
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2008年から始まったこの『どう生きるか』のシリーズも、
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今回一つの節目を迎えます。
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世界も日本も、そして私も、新しい時代に入りつつあります。
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この20年間で私が学んだ最大の教訓は、
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技術がいかに進化し、私たちの環境が変わろうとも、
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未来を形作るのは、私たち一人ひとりの
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『意志』であるということです。
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情報的防衛を固め、人権を尊び、
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逆境を糧にしてアンチフラジャイルに進化し続ける。
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この20年の学びを糧に、皆さんと共に、
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より良い未来の社会を創り上げていけることを
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心より願っています。
あらためてAI技術をどう生かしていくのか。
自分が何をしたいのかを考え、その手助けとなるよう
AI技術を使いこなせるようになりたいと感じました。
「AI社会」の大きな波は、個人の尊厳や三つの「や」を無力化させてしまうような強烈な圧力を持っているような気がします。
出演者紹介
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伊庭野 基明 氏KK² グローバルキャリアカウンセラー1951年東京生まれ。慶応大学工学部管理工学科卒。
人間工学(教育工学)専攻。
1974年日本IBM入社、SE、営業を担当。
1986年ノースウエスタン大学経営大学院ケロッグスクール修了。1987年リクルート入社、国際部、情報システム事業担当取締役。
リクルート米国法人社長など17年間勤務。
米国にて、IT事業、不動産事業、人材事業を担当し、2003年退職、NYにてコンサルティング会社(MHI)設立。
2005年慶応義塾大学デジタルメディアコンテンツ統合研究機構特別教授。
2008年企業契約アドヴァイザー。
ビジネスコーチ、一般旅行主任。
現在、KK²グローバルキャリアカウンセラーとしてキャリア関連プログラム開発運営に従事。
※プロフィール、写真はプログラム公開時のものです




