「デジタル公民館まっさき」活動 被災地(大船渡市)活動
「デジタル公民館まっさき」活動 被災地(大船渡市)活動
今年度の活動は、活動拠点の大船渡市末崎町地区公民館を拠点に、公民館に期待される自治活動、社会教育活動を地元のみなさんとKK2が募集するよそ者メンバーが協働で実施することとし、学習活動、地域活動、土曜日等の子ども対応活動などに取り組みます。
出演者紹介
2014年度第5回「デジタル公民館まっさき」活動 詳細情報
日時 | 2014年 12月13日(土)~ 14日(日) 活動スタッフは「デジタル公民館まっさき」活動の目的や内容に賛同し、スケジュールに沿って行動できることが条件となります。また、課題を発見したら自分で考え自発的に行動する、目的意識を持って参加していただくこと、地域再生に熱意や関心があること、傾聴力があること、日常生活や学業、仕事、その他の活動でパソコンやインターネットを活用していることとし、学生、社会人、シニアの三世代の男女を対象者とします。 |
参加対象者 | ※PC・ネットスキルについて ITスキルは、毎回ベーシックな活動としてマンツーマンでお困りごとに対応するPC・ネットよろず相談、少人数対象のHP、ブログ、FB講習会などを行います。パソコン初期設定、名刺作成、チラシ作成、パワーポイント、ワードプレスによるHP作成、簡易なフォトレタッチ、静止画編集など、できること得意なことなどを自己申告していただき、事前の参加希望者に伝え、可能な限り双方のマッチングを図れれば考えていますのでよろしくお願いします。 |
募集人員 | 活動スタッフの募集人数は、学生、社会人、シニアの男女8名程度を予定しています。ただし、状況によって人数は増減する場合もあります。 |
参加費 | ボランティア保険代(未加入の方:1,000円 天災Bプラン) ※事前説明会の際に東京都社会福祉協議会のボランティア保険への加入手続きを代行します。(2015年3月末まで有効です。) ※現地までの交通費(新幹線)、現地レンタカー、食費(4食分/場合によっては各自負担もあり)、宿泊費は事業費で負担致します。 |
事前ミーティング | 日時:平成26年 12月 10日(水) 19:00~ 会場:霞が関ナレッジスクエア スタジオ |
申し込みについて | 終了しました |
主催・問い合わせ | 一般財団法人高度映像情報センター(AVCC) 霞が関ナレッジスクエア(KK2) TEL:03-3288-1921 |
【平成26年12月活動内容(予定 プログラムはやむを得ない事情により変更する場合があります)】
PC・ネットよろず相談 地域情報の取材と発信 ウェブページ作成勉強会 |
パソコンやインターネットの使い方、またお困りごとへの相談対応をマンツーマンで解決までじっくり対応します。Facebookやメールによる交流の輪を広げます。 「デジタル公民館まっさき」ウェブサイトのコンテンツの取材、作成について勉強会を行います。 |
中村初恵さん(ソプラノ歌手)による “心も体もポッカポカ みんなで歌おうコンサート!!” ※衆議院議員選挙の実施など会場の都合により中止とさせていただきます。 |
中村初恵さんはロシア国立マリインスキー劇場出身ソプラノ歌手。音楽は国境を超えて心を繋ぐと信じるソーシャルアーティスト。アベマリア、レイクエムなどのクラッシックやオペラ、ミュージカルナンバーから、十五夜お月さん、ふるさとなど日本の歌までレパートリーは豊富。障がいを持つ子ども達の音楽療育や東日本大震災発生後はアーティスト50人を集め「星々の音楽隊」を結成。2011年5月・7月には被災地避難所を訪問して応援コンサートに組んできた。そんなプロの歌姫が、まっさきのちびっ子、小中高生、ママ、パパ世代、おばあちゃん、おじいちゃんたちと一緒に唄い心も体もポッカポッカにします。 活動スタッフは運営にプラスして一緒に唄います。 中村初恵オフィシャルページ http://www.hatsue-music.jp/ |
親しい人への正月プレゼントに最高!! ミニ門松づくり まっさき竹とんぼグループ |
昨年12月8日、竹とんぼグループはふるさとセンターを会場に交流会を開き「ミニ門松づくり」をおこないましたが、今年もメンバーの希望や地域の方々の要望を受けて「ミニ門松づくり」を行います。 村上正吉代表ら7名がナタ、ノコギリ、キリ、木槌などの道具や竹、縄などの材料を準備、デジタル公民館まっさきチームで飾り物など用意して一緒に楽しみます。大工道具使いに心得のある男女の地域デビューのきっかけづくりや子どもに腕前を自慢したいパパやママにも良い場にします。 |
まっさきふれあい映画館 | 『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』 (東宝:2009年) |
活動スケジュール
2014年12月13日(土)~14日(日)大船渡市「デジタル公民館まっさき」 平成26年12月活動報告
参加者
12名 内 リーダー(35~49歳) 2名 シニア(50歳~) 8名
活動場所
大船渡市末崎地区公民館(大船渡市末崎町)宿泊場所
「大船渡温泉」(大船渡市大船渡町字丸森)主な活動
12月13日(土)
①PCネットよろず相談 13:30~16:00(現地参加者18名/スタッフ参加者10名)
パソコンやインターネットの使い方について個別対応支援活動を行った。10名のスタッフに対し、参加者が18名と、個別対応が行えない状況ではあったが、現地参加者間の協力もあり、無事対応が行えた。
Wordによるチラシ作成(イラストの貼付け・位置修正)、WordとExcelによる表作成の手順の違い、デジカメで撮影したデータのPCでの取り扱い方、PCでの写真管理、年賀状作成、ネット検索の仕方、初めて購入したPCの使い方 など
②まっさきふれあい映画館 17:30~19:30
(参加者13名(内子供6名))
子供向けアニメ映画「名探偵コナン 漆黒の追跡者」(2009年 東宝)を上映。
受付を始め、運営は現地の方にも手伝って頂いた。上映に先立ち、はじめに「まっさき竹とんぼグループ」代表の村上正吉さんに翌日の「ミニ門松づくり」について、大和田恵美子さんに21日の「ふれあいキッズデー in居場所ハウス『まっさきにサンタがやってくる』」のご案内があった。
また、竹とんぼグループは会場準備と案内、会場の片づけ、復帰を担当する一方、上映中は、これからの活動について、どこ竹@武蔵野三鷹のスタッフと打ち合わせ、意見交換を併せて行った。
③長洞元気村視察 18:00~19:45
(スタッフ参加者7名+末崎地区参加者1名/現地講師2名+なでしこ会3名)
長洞元気村の女性で構成される「なでしこ会」による食事を一緒にいただき、その後、長洞元気村 事務局長の村上誠二さん、村長の戸羽貢さんからお話しを頂いた。被災時の状況から、仮設住宅の建設運営、そして、これからのまちづくりについて、スライドをもとに説明が行われた。
仮設村を運営するにあたっての苦労や思いを熱く語る事務局長に参加者も熱心に聞き入っていた。
12月14日(日)
①早朝現地視察 7:00~8:30今年初の積雪があった朝であったが、車で現地の様子を見て回った。車で長洞元気村なでしこ工房、番屋 大田団地被災地、門之浜の堤防、碁石岬、穴通し磯、居場所ハウスなど視察、見学。津波による被害や、堤防や復興住宅建設で急激に変わりゆくまち並みを見る。
②PCネットよろず相談・Web勉強会 9:00~12:00、13:00~16:00
(現地参加者 午前:12名 午後:3名/スタッフ参加者10名)
パソコンやインターネットの使い方について個別対応支援活動を行った。
Windows Movie Makerによる動画編集、Wordの差し込み印刷、Wordはがき宛名面の修正、自作の詩をカードに、インターネットの概要説明、Facebookの使い方、CDからの音楽の取り込み・CDへの音楽の書き込み など
③まっさき竹とんぼグループ「ミニ門松作り」 9:00~12:00
(現地スタッフ7名+スタッフ参加者3名/参加者34名)
昨年に引き続き、竹とんぼグループによる「ミニ門松作り」を行った。現地の竹とんぼグループリーダーの村上正吉さんらを中心に、手順の説明が行われ、スタッフが手伝いながら、参加者はミニ門松作りを行っていった。 作業手順は、以下のとおり。① 節を避けて3本の竹に切り分ける ② 竹を斜めに切る ③ 3本の竹の高さを調節し底を切り、まとめて紐で縛る ④ 各々用意されている材料をもとに飾り付けをする
当初は、10時から催す予定であったが、参加者が集まったため9時からスタートした。多くの参加者が集まり、会場の公民館2F研修室に人が入りきれなくなるほど大変なにぎわいを見せた。用意した50基分の竹、飾り物等はすべてなくなった。
④吉田力男さん宅訪問 14:15~15:30
7月活動で計画していた明治19年落成の気仙大工の名家にいまも住まわれている吉田力男さん宅を訪問し、お話を聞くプログラムを、7月は大型台風の接近で流した関係で、今回、ご無理をお願いし9名で訪問させていただきました。集落ごとに受け継がれてきた民俗芸能の継承の難題、建築系に造詣の深いスタッフ参加者が質問役をし、建築的な特徴や末崎地域の気仙大工の歴史、被災地で暮らしてきた吉田家のアイデンティティなどいろいろ伺うことができた。