「医す者として ~映像と証言で綴る農村医療の戦後史~」

「医す者として ~映像と証言で綴る農村医療の戦後史~」

収録日2013年6月21日(金) 18:45~21:30

収録時間44分

セミナーパンフレット アンケート結果
内 容
上映作品「医す者として ~映像と証言で綴る農村医療の戦後史~」
長野県佐久市(旧南佐久郡)佐久総合病院。敗戦5ヵ月前、信州、千曲川沿いにある小さな病院に青年医師・若月俊一(1910~2006)が赴任したことから、この物語は始まる。周辺の農山村への「出張診療」、「全村健康管理」(今でいう健康診断を軸にした健康予防管理活動)を全国に先駆けて行ってきた。また、健康に対する啓蒙活動の一環として取り組んだ「演劇」や「病院まつり」は地域づくりにつながっていく。昭和の高度経済成長以降の農村地域の過疎・高齢化には、いちはやく対応し、医療と福祉の垣根を越えた活動を展開し、住民のニーズにこたえる=「二足のわらじ」(高度専門医療と地域密着医療)を履き展開してきた佐久総合病院。その実践につらぬかれた志は、いまも多くの人々の心をひきつけている。しかし今、そうした活動を続けてきた佐久総合病院は再構築の時代を迎えている。はたして若月が築いてきた農村・地域医療の歴史は引き継がれていくのだろうか?

トークイベント (20:45~21:30 予定)
 3.11東日本大震災後、改めて、人と人の絆や地域コミュニティの在り方が問われ、医療・介護・福祉・社会教育などを超えて、住民の暮らしと命を守る取り組みが求められている。敗戦直後から全国に先駆け、巡回医療や農村医療に尽力し地域医療の礎を築き、地域社会をつくってきた【長野県・佐久総合病院】の取り組みは、まさに過去から未来へのメッセージではないのでしょうか。このメッセージを受け止め、どう生かし、未来につなげていくのか・・・など、地域医療に取り組む医療・健康系関係者、医療系学生たちも参加して議論します。

トークイベント出演者
ファシリテータ
坪田康佑氏(一般社団法人医療振興会どこでもクリニック)
ゲスト
鈴木正義氏(株式会社グループ現代 プロデューサー)
小池 宙氏(慶應義塾大学医学部漢方医学センター)
河合 博氏(市民会議 プラットフォーラム代表)

本事業の学習コンテンツ化および本サイトでの公開は、株式会社メディアリンク様のご協賛により実施しています。
「医す者として ~映像と証言で綴る農村医療の戦後史~」

INDEX

  • 映画のテーマへの係わりと感想
  • 若月俊一先生の人物像
     
  • 映画で得た知識をアクションへ

「医す者として ~映像と証言で綴る農村医療の戦後史~」 - 霞が関シアター+トークイベント 詳細情報

日時 2013年 6月21日(金) 18:45 - 21:30(開場18:30)
上映会+トークイベント(上映時間108分)
定員 60名
参加費 一般/Web会員:1,500円 KK2メンバー:1,000円
※お手数ですが事前振込みでお願いいたします。
会場 霞が関ナレッジスクエア
申込方法 終了しました。