コンピテンシー・チェック
いい大学を良い成績で卒業した人が皆さん、社会に出て様々な職業に就き活躍している訳ではありません。
KK2では、様々な職業に就き社会の課題解決に活躍する人の行動特性(コンピテンシー)を研究し、「Feel=人間関係力」、「Think=問題解決力」、「Act=行動力」の3カテゴリー9項目に整理しました。
KK2では、様々な職業に就き社会の課題解決に活躍する人の行動特性(コンピテンシー)を研究し、「Feel=人間関係力」、「Think=問題解決力」、「Act=行動力」の3カテゴリー9項目に整理しました。
Feel=人間関係力 | Think=問題解決力 | Act=行動力 |
(1) 自己認識力 | (5) 状況把握力 | (9) 実行力 |
(2) 感情マネジメント力 | (6) 原因究明力 | |
(3) 共感力 | (7) 選択決定力 | |
(4) コミュニケーション力 | (8) リスク分析力 |
コンピテンシー・チェックは9本の課題映像(ドラマ)を観ていただき、各人自分ならどう考え行動するのかを自由記述していただきます。その記述内容と模範回答をセルフチェックし、自分に足りない欠けている行動特性・考え方の気付きを促す学習プログラムです。是非一度セルフチェックしてみましょう。
※早稲田大学教育メディア科学の授業でも活用されています
■開発の背景
大学・専門学校等から社会に巣立つ若者に産業界(企業)側が期待するコンピテンシー(社会で活躍する人の行動特性)と、現実の若者が備えるコンピテンシーに大きなギャップが有ると、産業界(企業)側が指摘しています。一方、若者が社会に就業する際に求められる各職業に共通的なコンピテンシーについて、学習する機会がほとんど与えられていない現実があります。また、終身雇用制の崩壊や企業間競争の激化の中で、就業した若者に対するOJTを中心とする企業内での人材育成やコンピテンシー教育の機会が減少している傾向もあります。
■目的
そこで各職業に共通のコンピテンシー(高い成果を生み出す能力・行動特性)を若者が客観的にセルフチェックし、自らの行動特性と学習するべき能力を明らかにする、ウェブ・ベースのチェックシステムを開発しました。若者のコンピテンシーへの理解が深まり、いわゆる「就業力支援」「しごと力の向上」に貢献することを主な目的としています。
■チェックシステムの流れ