岩手県気仙地域での地域医療実践と復興

岩手県気仙地域での地域医療実践と復興

収録日2015年6月5日(金)

収録時間80分

岩手県気仙地区での高齢者に優しい地域医療の実践と3.11東日本大震災後の地域医療再生について解説しています。「医師不足」、「人口構成の変化」を課題とし、住民の積極的な参加を促す自助・共助を目的とした地域医療の取組みをご紹介します。 

※2015年6月5日開催「平成27年度AVCC&KK2特別講演会~地方創生、シニアが主役~(主催:一般財団法人高度映像情報センター)」における講演を収録

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岩手県気仙地域での地域医療実践と復興

INDEX

  • 1.医療の変遷
    20分44秒

    [講義資料]
    1507vb-01.pdf
  • 2.2011年3月11日
    15分32秒

    [講義資料]
    1507vb-02.pdf
  • 3.高齢化社会への対応
    14分28秒

    [講義資料]
    1507vb-03.pdf
  • 4.医療活動 ~震災から現在~
    8分49秒

    [講義資料]
    1507vb-04.pdf
  • 5.医療活動 ~今後~
    21分12秒

    [講義資料]
    1507vb-05.pdf
  • 質疑応答
    Q&A20150605.pdf

出演者紹介

  • 石木 幹人(いしき みきひと)氏
    石木 幹人(いしき みきひと)氏 岩手県医療局理事/岩手県立高田病院 名誉院長/医師・医学博士

    1947年生まれ。青森県生まれ。早稲田大学理工学部電気通信学科卒業・同大学院を中退後,東北大学医学部に入学。その後,呼吸器外科医となり,1989年からの岩手県立中央病院(盛岡市)を経て、2004年、陸前高田市にある唯一の総合病院、県立高田病院の院長に着任。着任当時の高田病院は、数億の赤字と医師不足に悩まされていたが、地域住民のニーズに応えるべく、「高齢者に優しい病院」をテーマに高齢者医療の充実をはじめ、訪問診療の強化などさまざまな取り組みを重ねて、黒字へと建て直した。高齢者を対象とした地域医療に手応えを感じていた矢先の2011年3月、被災し、9名の職員、15名の患者、病院機能の全て、そして愛妻を失う。震災直後から、住民に寄り添い、地域のための医療を施し続けた医師としての姿、また日本の未来とも言える、高齢者人口の多い地域で取り組んできた医療の実践について、全国から注目が集まっている。